フロントグリルレストア メッキ塗装

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今回の学習は1940年代のオースチンA35フロントグリルのレストア


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出来るだけ錆を落としてパテ付けして表面を平滑にしてやります。

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下地の荒い所が見えないようにしっかりプラサフを塗って下地調整を行います。

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今回使用するのは銀鏡塗装システム
ミロワールナノコート Nano i(ナノアイ)

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二液のプライマーを塗付し乾燥機に入れて80℃で30分しっかり乾燥させます。


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熱を冷ましてからいよいよメッキ塗料を塗付します。
吹き付けた直後は茶色の塗料がエアーブローしただけで
ミルミル見事なメッキに変りました。


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このままでも十分なように感じますが、80℃で30分!
これはしっかり守ったほうが良いようです。


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塗布量と乾燥時間は重要なようですが、結構お手軽に満足のいく仕上がりになりました。

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ボディーカラーに合せた調色と塗装

女性に人気NEWフィアット500のホイールキャップをボディ カラーに合せて塗装してみました。

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塗料が付かないようにマスキングをしてペーパーを掛けておきます。

使用の塗料はハイロックDX 2液型アクリルウレタン樹脂塗料

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密着プライマーの後にボサノバ ホワイトを塗布します。

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500のロゴをマスキングこれが結構、手間でした・・・

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イタリア車には良く似合うロッソで塗り分けてやりました。

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乾燥を待ってマスキングを慎重に剥がして行きます。

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可愛らしいホイールキャップができました~♪

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マネキンボディーに合せた調色

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今回の色見本はこのSEXYなマネキンさんのボディ!

なんでもボディ、腕、足などのパーツを別々の工場で塗装した物を
組み合わせたら色が違ってお困りだとか・・・

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自然乾燥で素早く乾くものをご希望だという事でしたので
ロックラッカーをチョイス!

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写真では分かりにくいですが、このような淡彩色の艶を消した調色は
意外と手間が掛かって大変なのです・・・(苦笑;

今回は二度目の確認で O.K !

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今日は調子が良かった~♪  終わってしまえば楽な作業でしたが
こんな色の追加がまた苦労するのです。


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トラックの部品に合せた調色

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こちらが今回、見本として持ち込まれたトラックの部品!

深みのある落ち着いたグリーンです。


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2液型ウレタン塗料をご希望という事ですので
ハイロックDX2液型アクリルウレタン樹脂塗料 4:1をチョイス。

少ない塗り回数で光沢、肉持ち感のある仕上がりで、乗用車をはじめ、大型のバス、
トラックや各種機械類の塗装に用いられます。


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調色担当者の経験から使用する原色をチョイスして配合して一度目の確認!

かなり良い感じに色が出ています。


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微調整をして二度目の確認!

おぉ~! 素晴らしい♪ こんな感じで「ビッシッ!」来る日は気持ち良く作業が出来ます(笑)

だから仕事は辞められません!

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一度目の色確認と二度目ではこんなに違います。

2液型塗料の場合は硬化剤の配合によっても色差が出て来ます。
経験からそれを見越して色合わせをして硬化剤を混合して色の確認をします。

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今回はソリッドカラーでしたので比較的スムーズに作業が進みました。


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サンホークマリン#300 F4の調色を開始しました。

平成26年2月より『カナエ塗料株式会社』の合成樹脂ペイント『サンホークマリン#300 F4』の調色サービスを開始いたしました。
『サンホークマリン#300 F4』は調色原色が豊富で、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆に適合した合成樹脂ペイントです。
この機会に是非ご利用ください。

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kanae_sm.pdf


販売価格等はお問い合わせください。

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ホイールに合せた調色

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今回、持ち込まれたのは古い自動車のアルミホイール
表面に艶もなく汚いので同色のシルバーに調色し塗装してクリヤーでピカピカにしたいとの事。

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確かに汚れてますねぇ~
古い自動車のアルミホイールに塗装するのは勿体ない。(個人的主観です)
しかもこの汚れなら!

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コンパウンドで磨いて行けば綺麗になるはず!

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少し粗目のものから初めて徐々に細かくして行くんです!
ただ、今回は中目くらいからで十分かと思います。

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汚れは落ちますが表面に細かいキズが残ります。
これを更に細かい目のコンパウンドで磨いて行くのです。

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サンドペーパーでいう1500番から3000番程度の細かさまで、磨いて行きます。

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ほらっ!
この通り美しく仕上がります。
私の説明にご納得頂き早速、磨いてみるとの事でした。

んっ? 調色塗料、売れませんでしたね(汗;
お客様が喜んでお帰りになられましたから良いでしょう。

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カスタムカーのパーツに合せた調色

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空冷フォルクスワーゲンのリアの部品をお預かりしました。

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FRPの部品のですので柔軟性のウレタン樹脂塗料073ライン『ハイロックDX』を使用します。
エローの原色のように思えますが、原色と言いましても塗料の種類によって
様々な色足があります。

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今回の色もキュートエローをベースにパーマエローと
オーカーと黄色味だけでも3色の原色を使用しております。

色確認、黄色味だけだと鮮やかな色合いで出ています。
濁りを加えて鮮やかさを取っていきます。

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かなり近づいて来ました。
後は、微調整して硬化剤を添加して最終確認です。

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いい感じに上がりました。

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今回はソリッドカラーのエローで一見、簡単な色のように思うのですが
黄色系原色を3色を使ったり、濁らせたりシンプルに見える色ほど
奥が深い物なのです。

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<写真はイメージです>
今回お預かりしたカスタムパーツは、フォルクスワーゲンの中でも珍しい
「バハ・バグ」のリアパーツと思われます。
美しくレストアされて街を走る姿を見てみたいですね!

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古い車のハンドルの塗装

今回の趣味と後学の塗装コーナーは、1960年代の車のステアリングホイールです。
当社社員の知人のレストアのお手伝いで塗装しました。

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旧塗膜はラッカーのようでかなり激しく剥がれてますねぇ
ラッカー塗膜は柔軟性がないのでこのような樹脂パーツには不向きですね


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耐水ペーパーで旧塗膜を剥離しました。古い車だけに何度かレストアも施されている様で
サフェサーの跡やパテの跡も出て来ました。


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今回は色も塗料もお任せという事でしたが、旧塗膜のように割れて剥がれては困るので
2液ウレタン樹脂塗料73ライン ハイロックをチョイス!


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下に置けないのでこんな感じで準備してみました(笑)


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初めは『捨て塗り』できるだけ均一に薄く塗り、ハジキなどチェックします。


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続いて『色決め』とは言っても一度にドバッ!と塗るのではなく
数回に分けて塗り重ねて行くのが美しく仕上げるコツです。

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クリヤー塗装も数回に分けて塗り重ねました。
どうです?見事な仕上がりですねぇ(笑)

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出来上がりを大変喜んでいただいたようで(笑)
取り付けた写真を送っていただきました。
当方も楽しく大変勉強になりました。

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数量限定特価商品のご案内(ご好評につきSOLD OUT)

日頃のご愛顧に感謝して、限定数5缶を大特価でご奉仕いたしておりました、屋内外壁、天井、建具などに最適な、低VOC、低臭の水性エバーロック(16kg)ホワイトがご好評につき売り切れとなりました。

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今後も特価商品がございましたら、当ブログでお知らせいたします。
どうもありがとうございました。

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メタリック系の色合わせ

今回はゴールドメタリックに塗られた椅子を見本にしての調色です。
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■塗料は、35ラインのラッカー。
http://www2.rockpaint.co.jp/home_j/products/car/product/uwanuri/rocklaccer.html
メタリックベースにインドオレンジとフェリックレッドを使って調色します。

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■見本に合わせてメタリックベースを選びます。
 このベースの選び方ひとつで、色の仕上がり具合が大きく変わってくるので慎重に選びます。
 今回は中目のメタリックを選択。

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■調色タンクのメタリックベースにインドオレンジとフェリックレッドを
 約20%程度を目安に投入していくと徐々に金色に変化していきます。

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■地色による影響を考慮して、白紙と鉄板2種類の塗り板に吹き付けて、色目を確認しましょう。

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■わずかな差ですが、1回目より2回目、2回目より3回目と確実に見本に近づいてきました。

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■いよいよいい感じになってきました。

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■さらにレッドを投入して微調整しましょう。

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■少し時間がかかりましたが、バッチリ仕上がりました。

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■メタリックは、見る角度や位置、光の反射によって印象が異なり、見本があっても合わせるのが非常に難しい色です。
 また、メタリックベースの種類は多岐にわたり、塗料メーカーの品揃えにも差があるので、その選択によって仕上がりが変わり、
 近似色となる場合もあります。

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